悪性発作性頭位めまい症

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悪性発作性頭位めまい症は、頭や体を動かすと激しいめまいが起き、
頭痛、吐き気を伴うもので、内耳から起こる良性発作性頭位めまい症と違って、
繰り返し同じめまい、頭痛、吐き気などの症状が
長時間にわたって続くという特徴があります。

悪性発作性頭位めまい症の発生部位は、小脳(知覚と運動機能を統合し、
平衡・筋緊張・随意筋運動の調節を司り、脳全体の10%を占める部位)という場所であり、
原因としては、小脳の委縮する病気や脳腫瘍、脳梗塞によって起こります。
なので、悪性発作性頭位めまい症は、そのままにしておくと命に関わる症状と言えます。

個人での判断は難しいが、専門医がみれば「良性」のものとの違いは比較的簡単にわかるので、
症状に心当たりがある場合は、脳神経外科へ行きましょう。

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